将来が不安な若者はミニマリスト的な考え方を取り入れるべき理由

将来が不安な若者は、ミニマリスト的生活に移行すべきだと考えます。

20代、30代のサラリーマン、特に若い人ほど将来に対するお金や生活面での不安が大きいと思います。

しかし、ミニマリスト的な考え方で生活を送ると、将来の不安が軽くなると僕は考えます。

ミニマリストとは、むやみに物を持たないことではない

ここで１つ、注意しておきたいことがあります。

よくミニマリストは、

こういったイメージが世間にはあると思いますが、僕の考えは少し違います。

確かに、ミニマリストを名乗っている方で、上記のような少し病的な考え方を持っている人は少なくないと思います。

しかし、僕の思うミニマリストとは、「無駄遣いをしない、無駄なものをもたない、身の丈にあった生活を送ることが出来る人」だと考えます。

なので、必要なものがあれば買うし、物を持たないことに執着するわけではありません。

ミニマリストになるためには、「無駄遣いをしている部分を見極める目」が必要になります。

意外と無駄な出費は多い

生活していく中で、意外と無駄に出費をしているケースは多いです。

例えば、以下のようなものがあります。

毎月の通信費は、格安simに移行することで、多い人で月に8000円、1年で10万円近く節約できます。

惰性で参加している飲み会をきっぱりと断れば、1回4000円近く節約することが出来ます。

毎日外食をしていて1食に800円使っているならば、500円で出来る自炊に切り替えることで月に9000円、1年で11万円近くの節約になります。

酒を1日２缶飲んでいる人は、やめれば月に6000円、1年で7万円ほど節約できます。たばこの場合も同じです。

また、流行の新型iPhoneやゲームを買うのも、無駄な出費と言える場合があります。普段SNSやネットサーフィンしかやらないならば、わざわざ8万円ぐらいするiPhoneを買う必要は無いですよね。

ゲームだって、なんとなく買ったはいいけどあまりやる機会が無い、と言う人は多いと思います。（僕の身の回りにもいます）

こうやって、「何か無駄な出費をしていないか？」と、自分の生活において詳しくチェックできる目を養うのがミニマリストへの近道です。

ミニマリストはお金がたまる

では、なぜこういったミニマリスト的な考え方を持つのが良いのかと言うと、お金がたまりやすくなるからです。

例えばスマホを格安simに替え、上記のように自炊に切り替えて1年で20万節約したとします。

これは10年続けると200万円の違いになり、50年だと1000万円の違いになります。ちりも積もれば山となるです。

ミニマリスト的な考え方をして、出来るだけ出費が少ないように生活をすれば何百万と節約ができるようになります。

言い換えると、「お金がたまりやすくなる」です。

将来の生活に備えて、出来るだけ多く貯金をするべき

今の若い人は、僕含めみんな将来のお金だったり、生活の不安があると思います。

「将来年金はちゃんともらえるのか」「給料は上がるのか」「リストラされないまま働き続けられるのか」などなど…

こういった不安に付け込んだ詐欺だったりも増えています。要はみんな不安なのです。

では、この不安を解消できるものは一体なんでしょう？

僕は１つしかないと思います。それは「貯金が充分にあること」です。

貯金があれば、仕事をやめても生活が出来ます。貯金があれば、それを元手に投資をして、少ない利回りでも収入を得ることが出来ます。

何にせよ、貯金がたくさんあって困ることは無いです。

そのためにも、今からミニマリスト的な考え方で生活を送ることが大切だと考えています。

なんとなくお金を使うのをやめて、自分にとって本当に必要か？本当に買う必要があるのか？を考えれば、必要なものってそう多くは無いと思います。

ミニマリスト的な生活を送るのは、お金を貯めるためです。

収入を増やすのは難しいです。大企業の昇給だって年に10万円ほどです。収入を増やすために転職をすることも、簡単なことではありません。

なので、今すぐに出来る「支出を減らすこと」つまりミニマリスト的な考え方を取り入れることが、一番簡単に支出を減らせる＝収入を増やせる考え方です。

また格安simの例で申し訳ないですが、通信費を1万円→2000円にすれば、月に8000円昇給したのと同じです。

こんな感じで、減らせるものを減らす、無駄をなくすという視点で、今自分が無駄な出費をしていないかどうか確認してみてはいかがでしょうか。

そうすれば、今の生活に余裕ができ、将来の不安を解消してくれるお金がたまります。１つ１つコツコツとやっていくことが大切になります。