筋トレについて語る

筋トレを生活の中心に置くのはリスクがあると感じる

筋トレはハマる人はハマりますが、だからといって人生の中心・生活の中心に置くのは危険だと感じています。

僕は筋トレ歴9ヶ月とそこまで長くはありませんが、この9ヶ月筋トレばかりに気を取られていたおかげで大事なことを見落としていた気がしています。

  • 人との交流が少なくなった
  • 就活が多少おろそかになった

人生で一番大事なのはどれだけ素晴らしい人間関係を築けるかだと感じているので、それをおろそかにして筋トレにのめりこんだことを少し反省しています。

芥川賞作家の羽田圭介さんも、筋トレを中心に生活することの危険性を話しています。

羽田圭介「筋トレより大事なことがある」

日本人の体質的には、筋トレは時間が奪われるものですよね。筋肉を維持するために、すごくいろんなものを犠牲にすることになる。食事とか時間とか集中力とか。やめたらすぐヒョロヒョロになっちゃう人は、もっとほかのものにエネルギーを割いたほうがいいんじゃないかな、と思います。それを本当に生きがいにしている人を否定はしないですけど、無理して中途半端に真似ようとするのはやめたほうがいい。

引用:https://www.asahi.com/and_M/20190121/203605/

では、僕が思う筋トレを生活の中心に置くことによるリスクを紹介していきます。

筋肉に気を取られ過ぎると他のことがおろそかになる

筋肉を成長・維持するためにはかなりの労力がいると思いませんか。

  • 空腹を避けるため間食を必ず食べる
  • 1日体重×2倍のタンパク質を毎日摂取する
  • ほとんど毎日筋トレをする
  • プロテインやクレアチンなどのサプリメントを飲む
  • 筋トレに関しての情報収集を行う

など、筋肉のために生活をすればマジで時間を取られます

今は筋トレブームもあってか、本でも筋トレは最高の投資だ!などと謳う表現が多いですよね。また、筋肉を成長させるための色んな情報が氾濫してますし、全部取り入れるとなれば超大変です。

でも、よくよく考えてみると、そこまで筋肉に対して自分のリソースを割く必要があるんでしょうか?

確かに速く筋肉が成長するに越したことはないですが、費用対効果が悪いと感じます。

実際、1日の中で何度も筋肉のために間食したり、サプリ飲んだりするのはしんどいと思います。筋トレに関する情報を常日頃から集めるのも苦しくないですか。

筋トレのことばかり考えていると、時間をたくさん消費するので他のことにかける時間が減ります。

仕事、育児、娯楽、人との交流など他にもするべきことはたくさんあります。

筋トレを人生の中心にすると、間違いなく他のことに使う時間が無くなります。

筋トレよりも、もっと他にやったほうがいいことはたくさんあります。筋トレに依存しすぎて、盲目的にならないように注意しましょう。

人生を良くするための手段が筋トレであり、目的ではない

筋トレは人生を良くするための手段です。

でも、筋トレにハマってくると筋トレ自体が目的化します。

筋トレが目的化すると一見良いことのように思えますが、ずっと後の未来を想像してみてください。

筋トレを毎日の中心に置き、筋トレのことばかり考えて、これからずっと人生を過ごしていくのでしょうか。

他にも大切なことはたくさんあります。恋人や家族との交流だったり、仕事だったり、友だちと遊ぶことだったり、音楽や映画などの芸術に触れる時間だったり。

人生で一番楽しいのは、好きな人と過ごす時間ですよね。これを生活の中心に持ってくるべきで、他のことはサブな位置づけだと思います。

筋トレは健康維持や体型維持の手段であって、数ある趣味の内の一つと捉えたほうが良いでしょう。

筋トレを人生の中心に置いたほうが良いのはボディビルダーやパワーリフターぐらいだと思います。筋トレにハマったからと言って、彼らのように中心に置く生活をすると後で後悔するかもしれません。

僕たちは、筋トレを自分の人生に活かすという使い方をすればいいのです。

まとめ:あくまで筋トレは人生のデザート的な位置づけ

筋トレは人生を良くするためのスパイス、デザート的な位置づけで続けるのが良いと感じます。

やらないよりはマシですが、あまりハマりすぎるのも良くない。ちょうどいい塩梅を見つけて、のめりこみ過ぎないようにしましょう。

繰り返しますが、人生で一番大切なのはどれだけ好きな人と理解しあい、共に過ごす時間を多くとれるかだと感じています。

そのために健康を維持するとか、自分に自信をつけるためといったように筋トレをすることに目的を持ち、筋トレ自体を人生の中心にすることは無いようにしたいですね。

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馬の中の人は、筋トレ・ブログ・競馬が趣味の就職浪人生(23)。 受験浪人も体験済みの、浪人に愛された男