失敗とか挫折って悪いものだと思っていませんか?
僕も前まではそう思っていましたが、今はそんなに悪いものではないと感じています。
その理由は、失敗や挫折によって人は強くなるからです。
僕はそのことを、高校生活と浪人生活で学びました。
高校時代に勉強で失敗&挫折
中学時代はテストでクラス1位は当たり前、学年でも5番以内に入っていたのですが、高校へ入ると見事に挫折しました。
高校生活最初のテストでは400人中200位ぐらいだったのが、高校3年生になると400人中360位ぐらいまで落ちていました。
勉強は誰にも負けないと思っていた僕ですが、高校で挫折して「上には上がいる」と思い知らされました。
順位が下がった原因を探すと、「授業をちゃんと聞いてなかった」「勉強をちゃんとやってなかった」という基本的なことが出来ていなかったことが分かりました。
でもそれに気づいたのは大学受験が終わった直後でした。志望校に落ち、浪人生活が始まる直前でした。
浪人時代に勉強で復活
浪人時代は、高校生活の反省を生かし、
- 授業をちゃんと聞く。寝ない。
- 授業の予習復習を必ずやる
- 毎日勉強する
という3つの基本的なことを守りました。
特に、予習に関しては高校時代1回もやったことが無く、その重要性が分かっていませんでしたが、予備校のガイダンスで重要だよと言われたのでやってみることにしました。
そしたら、予習がめちゃくちゃ重要なことに気が付きました。予習ほど授業の価値を上げる行為はありません。
関連:成績を上げるには予習がめちゃくちゃ大事な件(作成中)
予習を前もってやり、授業をちゃんと聞き、復習をし、自分でさらに勉強するというサイクルを浪人生活で行った結果、偏差値が1年で15ほど上がり、センター9割弱を取り、旧帝大理系学部・早稲田大理工学部に合格することが出来ました。
失敗したからこそ一回り大きくなった
僕が成績を上げられたのは、失敗したからです。
失敗することで、その失敗の原因はなんだろう?と考え、その原因を解決するべく行動する。
これってとてもシンプルですが、超重要なことだと思います。
中学時代の僕は、あまり勉強せずに点が取れていました。でも、高校や大学受験ではそれが全く通用しませんでした。
でも、その失敗の原因を探し、乗り越えた今は、
- コツコツ勉強することの重要性
- 基本的なことを理解することの重要性
を身をもって理解することができ、何よりも「自分は天才ではない」という気づきと、「失敗しても立ち直ることが出来る」という自信を持つことが出来ました。
挫折することによって、前よりも強い自分になれたと思います。確実に一回り大きくなれました。
失敗とどう向き合うかが重要
でも、失敗しても向き合わずに放置していたら成長は出来ません。
失敗を成功の元と捉えるか、失敗を失敗と捉えるのかでその後の人生が変わると思います。
失敗して「自分はやっぱり駄目だな。諦めよ」と思うのか、「原因は何だったんだろう?探して克服してみよう」と思うのかでは歩んでいく道が違います。
成長できる人は、間違いなく後者の考え方をする人です。なぜなら後者は自分にとってプラスになる行動を取るからです。
まとめ:失敗や挫折は貴重な財産
失敗や挫折はある意味貴重な財産だと思います。
苦しくて痛いですが、乗り越えた先には結構すがすがしい景色が待っています。
何よりも、自分は苦労を乗り越えられるんだという自信がつきます。この自信は苦労して得たものなので、揺るがない自信になります。
僕の考えですが、苦労を乗り越えたことによる自信がつけばつくほど、人は強くなれるのではないかと思います。
何事もうまく行く人生も楽しそうですが、苦労も味わう人生の方が深みが出るのではないかと感じています。
これからの人生もたくさんの苦労を経験すると思いますが、その苦労を全部乗り越えて自信に変えていければ、より充実した人生になるんじゃないかなと思います。