アイキャッチ画像引用:https://www.instagram.com/shinji.takeda/?hl=ja
筋トレ好きの間ではもはや伝説となっている武田真治さん。
身長165cm体重56kgという細身の身体で、ベンチプレスをなんと44kgで109回、50kgで71回という驚愕の数字を叩きだしています。
この数字は、中山きんに君やボビーオロゴンを優に上回る数字であり、一言で言うと「ちょっと信じられない」数字となっています。
ハッキリ言ってすごい。すごすぎる。衝撃的です。
※ちなみに成人男性がベンチプレス1回出来る重さは、45kgぐらいだそうです。
ここまで凄いと「才能だ」とか「天才だ」という言葉で片付けてしまわれがちですが、それだと腑に落ちない人も多いだろうし、武田真治さんが異常にベンチプレスが強い明確な理由を見つけたいですよね。
なのでこの記事では、
・武田真治さんがベンチプレスをありえないぐらい挙げることが出来る理由
について考えてみようと思います。
Contents
1.ベンチプレス歴10年以上なのでテクニックが半端ない
武田真治さんは家でベンチプレスを10年以上やっているそうです。なので、ベンチプレスのテクニックが半端ないと推測しました。
具体的には、肩甲骨の寄せ方、ブリッジの作り方、力の入れ方、バーベルを上げる角度など…
要するにベンチプレスをやる上で、最も効率が良い力の入れ方が出来るフォームを完璧に体得していると思われます。
武田真治さんは自分が最もやりやすいベンチプレスのフォームを確立しています。
また、ベンチプレスは主に胸の筋肉を使いますが、武田真治さんのベンチプレスの映像を見る限り、フォームを工夫して肩や腕などに負荷を逃がしていると感じました。
きつくなったらバーベルを持つ手幅を狭くしたり、広くしたりしています。(手幅を狭めると腕に、手幅を広げると肩に負担が大きくなります)
こうすることで、疲労を分散して回数を増やすことが出来ます。
ベンチプレスのテクニックの面で一流だということですね。
武田真冶さんのベンチプレスMAX重量は?
武田真冶さんのベンチプレスMAXは110kg~120kgほどと言われています。
計算上ですと、最大挙上重量=使用重量×{1+(レップ数÷40)}です。50kgを71回上げたので、50kg×{1+(71÷40)}=138.75kgと出ました。
ちなみに、前回大会で44kgを109回あげた時の数字で計算すると、163.9kgとなります。笑
2.神経系の適応が常人の比じゃない
武田真治さんはベンチプレスを10年以上やっているので、筋肉の神経系の適応がだいぶ進んでいると推測しました。
筋肉は普段フルに稼働しているわけではなく、何割かは休んでいます。リミットがかかっています。なぜなら筋肉の持てるパワーを最大限使ってしまうと、関節や腱が壊れる危険性があるからです。
でも武田真治さんの場合は、筋肉がほぼ最大限使われるように神経系が適応していると考えられます。ベンチプレスを10年以上やってるので関節や腱も強化されていて、筋肉のパワーに耐えられるのでしょう。
簡単に言うと、ベンチプレスを何年もやっているので脳が筋肉のリミットを外しているのです。なので細く見えても、実際はかなりのパワーを発揮できていると予想されます。
3.武田真治さんの筋肉は遅筋(持久力系の筋肉)が大きな割合を占めている
引用:https://www.instagram.com/p/BoqXoQUHTN0/
武田真治さんのベンチプレスはペースがゆっくりですよね。
これは武田真治さんの筋肉が遅筋優位、つまり持久力系の筋肉の割合が高いと予想できます。例えるならばマラソンランナーの筋肉。
マラソンランナーは細めですが何十キロも走りますし、おそらく武田真治さんも「ベンチプレス版マラソンランナー体型」だと思います。
その証拠に、粘りが半端じゃないし、44kgといえど109回も上げられるのは相当持久系の筋肉が発達していないと出来ません。筋持久力が発達していれば、軽めの重量をたくさん上げるのに有利です。
また、武田真治さんは疲れたら胸の上にバーベルを置いて休んでいますが、そのわずかな休息時間で筋肉疲労を回復させてるあたり、筋肉の持久力が半端じゃないと思います。
10年以上もベンチプレスをやり続けると、少し常識では考えられない成長を遂げるのですね。
まとめ:それにしても武田真治さんはすごすぎる
まとめると僕が考えうる理由としては、
- テクニック面で洗練されているから
- 筋肉の神経系の適応が進んでいるから
- 武田真治さんの筋肉は筋持久力が半端ないから
です。
体重の8割の重さを109回も出来るのはハッキリ言って異常(僕は20回ぐらいしか出来ない)ですし、体重56㎏でベンチプレス50kgを71回も出来るのはもっと異常です。笑
でも現実に出来ているということは、やはり自分のフォームを確立していて、筋肉も高度に発達していると考えて良さそうです。
ベンチプレスを10年以上やれば、あんな風にすばらしい記録を樹立できるのかと思うと、ワクワクしてきますね。
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