コラム

野球がつらくてやめたいなら一旦野球から離れよう。人生は一度きりだから好きな事やったほうがいい

この記事にたどり着いたということは、少なからず「野球を辞めたい」という気持ちがあることだと思います。

結論から言うと、野球が辛くてやめたいならば一旦野球から距離を置くべきです。

ではその理由を、筆者の経験も踏まえてお話ししていきます。

無理して野球を続けると精神的に病むかもしれない

僕は、高校で一旦野球を休部しました。休部した原因は、「野球に対して情熱が持てなくなったから」です。

野球に気持ちが入らなくなり、こんな気持ちで野球をやってていいのか?と悩みました。人間悩み過ぎると、自分を追い詰めます。

僕は自分を追い詰めすぎて、自分で自分を責め続けた結果、自律神経がおかしくなり野球を続けることが困難になりました。

・不眠になり、夜中に何度も起きる

・夜中に急にパニック障害のような症状が出る

・野球の練習中に急に頭がパニック状態になる

・体の感覚がおかしくなって、生きているのかわからなくなる

・頭がガンガンして、思考力が低下する

など、今思えば相当ヤバい状態でした。

なので、野球を辞めたいと感じるなら、無理をせず一旦休部をするなど野球から距離を取ってほしいです。

無理をしすぎると、僕みたいに体を壊してしまうかもしれません。

今僕は23歳ですが、今思えば一番大事なのは自身の健康です。野球をやっているときは「野球が全て」と感じるかもしれませんが、何年後かにはそんなことは無くなってます。

野球で無理して心や体を壊したら、元も子もありません。

僕は半年間野球から離れたことで精神的に回復し、再び野球部に戻りました。復帰できたのはチームメイトのおかげで、とても感謝しています。

辞めるというのも、1つの勇気ある行動だと思う

辞めるというと、ダメなことだと思われがちですが、辞めるという行動はとても勇気のいる行動だと思います。

やめる勇気が無かったり、やめるのが面倒だからと言う理由でやめたくても嫌々続けている人は多いです。

なので、勇気を出してやめるという行動を取ることはとても価値があることだと、僕は感じます。自分の心に素直に従うなんて、なかなか出来ることじゃないですからね。

やめるのは恥ではなく、勇気ある行動として褒めたたえられるべきだと思います。

ブラック企業に酷使されて死ぬ人がいるのは、やめる勇気が無かったからです。

まあ、仕事は自分の生活がかかっているのですぐには辞められないかもしれませんが、野球の場合はやらないと死ぬわけではありません。

なので、野球を辞めるという行動は何も問題ないし、むしろ勇気がある行動だと僕は思います。

野球以外にも楽しいことはたくさんあるから、視野を狭めるのはやめよう

野球を引退してから気づきましたが、野球よりも面白いこと・やりがいがあることなんてたくさんあります。

なまじ長い間野球を続けていると、野球以外のことが見えにくくなりますが、一歩外へ出た先に、あなたは色んな可能性に満ち溢れています。

僕は野球を引退してから勉強に夢中になり、国立大学へ合格しました。野球では全然努力が出来なかったけど、勉強なら努力できた。

きっと、今野球を辞めたいと思っているあなたにも、野球以外の才能が眠っています。

僕のおすすめは、自分が好きなことをやることです。つまり、自分の心の声にそのまま従うということ。

バンドやりたいならやればいいし、バイトでもいいし、恋愛でもいいし、将来なりたいことに向かって頑張るのでもいい。とにかく何でもいいと思います。

僕が言いたいのは、野球以外にも素晴らしいことはたくさんあるということです。視野を狭めないでください。

無理して続けると、自分が消耗するし、周りにも迷惑をかけます。ふさぎこんでいると、親も友だちも心配します。

一番大事なのは、自分の幸せです。無理して自分を追い込む理由はどこにもないはずです。

野球にはセンスが必要だから、無理して続けても意味ないよ

僕は中高6年間野球を続けましたが、下手でした。

僕が感じるのが、野球にはセンスが必要だしセンスが無いと努力しても限界があるということです。

もちろん、このセンスとは「野球の才能のセンス」と「努力するセンス」があります。

「野球の才能のセンス」とは、例えば肩が強い、バッティングが上手い、体格が良い、脚が速いなどです。

「努力するセンス」とは、素振りを1日500本出来るだとか、毎日朝ジムでウエイトをやってるだとか、とにかく練習量が半端ない人です。実際にいると思います。

正直、僕にはこの2つのセンスはありませんでした。

まず、練習だけでヘトヘトだし、ガリガリで太れないし、脚は遅いし、バッティングも上手くない。

努力しろよと言われればそれまでですが、努力できませんでした。ついていくだけで精いっぱいでした。

そういうのも含めて、僕には野球のセンスが無かった。

多分、僕みたいな人はダラダラ野球を続けても時間を浪費するだけです。なので、「もう無理だな…」と思ったら、思い切ってやめたほうが人生は良い方向に進みます。

人間、得意なこともあれば苦手なこともあります。

野球がつらいならば、野球は向いてなかったと思って他のことにチャレンジしましょう。人生の時間がもったいないです。

一度きりの人生、好きなように生きましょう

野球を辞めたいけどやめられないのは、親が辞めさせてくれないからかもしれません。

学校に行きづらくなるからというのもあるかもしれません。

他にやることが無いからかもしれません。

でも、1つだけ言えるのは、人生一度きりなんだから好きなことをやったほうがいいです。

僕は無理してやっていた6年間を思い出すと、他に有意義に時間を使えたんじゃないかと少し後悔しています。

何も野球だけが人生じゃないし、選択肢はたくさんあります。一度きりの人生、好きなように生きましょう。

この記事が野球をやめたくて悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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馬の中の人は、筋トレ・ブログ・競馬が趣味の就職浪人生(23)。 受験浪人も体験済みの、浪人に愛された男