筋トレをしている人は、色んなサプリメントを飲んでいると思います。
BCAA、クレアチン、EAA、HMB、マルチビタミン、プロテインなど。
僕はこの中でプロテインを飲んでいますが、ふと「プロテインなどのサプリメントって飲まなくてもいいんじゃないか?」と思い始めました。
それには、理由がいくつかあります。それを記事にしていきます。
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筋肉はサプリメントがないと成長しないわけではない
サプリメントが無くても、食事から摂取するタンパク質や他の栄養素があれば筋肉は成長するのではないでしょうか。
そもそも、一昔前まではサプリメントは無かったはずです。
現在、世の中にはたくさんのサプリメントがあります。BCAA、EAA、HMB、クレアチン、マルチビタミン、グルタミン、、、
全部名前がかっこよくて、すごそう!に思えますが、正直どれもサプリメントで摂取する必要はないんじゃないかとさえ感じます。
なぜならBCAAやEAAは簡単に言えばアミノ酸ですし、アミノ酸はタンパク質が分解されて作られるので、サプリメントから摂取する必要は無いです。
タンパク質は、アミノ酸が集まって形作られます。つまり、数珠ネックレスをタンパク質とすると、1つ1つの数珠がアミノ酸に例えられます。
まあ確かにアミノ酸は摂取すれば多少プラスにはなるかもしれませんが、わざわざお金をかけてまで摂取する必要があるのでしょうか。
タンパク質から分解されて吸収されるアミノ酸だけで十分なんじゃないでしょうか。
アミノ酸ではないですが、有名なクレアチンだって実はすでに体内に満たされている人もいるらしいです。そういう人がクレアチンをサプリメントで摂取しても効果が無いとのこと。
サプリメントは摂れば摂るほどいいような気もしますが、もし摂取した分が無駄になっていたり、有効利用されていなかったとしたらお金がもったいないですよね。
サプリメントは添加物の問題もありますし、慎重に摂取しなければいけないと思います。
サプリメント業界が売りたいからブームが作られるのでは
サプリメントはブーム(流行)が毎年作られては消えていきます。
BCAA、EAA、HMB、、、次はどんなサプリメントが出てくるのでしょうか。
サプリメントではないですが、筋トレもブームが作られていますよね。それに乗っかって筋トレを始める人が最近多いです(僕もそうですがw)
日本はまだフィットネス文化が根付いていないっぽいので、そこに目を付けて筋トレを広め、それに付随するサプリメントや筋トレグッズ、ジム代などの消費を増やしているようです。
つまりサプリメントも筋トレも、ビジネスをしたい人が広めて、あの手この手で買わせようとしているということ。○○は筋肉の成長に効果がある!と言う感じで。
有名人が摂取しているからといって、安易に摂取するのは考えものかもしれません。
サプリメントは重箱の隅をつつきすぎ
確かにサプリメントは、HMBを例に出すと「筋肉の合成を促進し、分解を抑制する」という効果があります。
でも、筋肉の合成は自然とされませんか?筋肉の分解だって、身体が必要だからやっているのに、それを無理やり止めたら何らかの問題が発生しませんか?
筋肉を増やしたい気持ちや分解させたくない気持ちは分かりますが、筋トレをして栄養を摂取したら、あとは自然に任せるのが筋だと思います。
個人的に、サプリメントは重箱の隅をつつきすぎだと思います。
サプリメント業界がサプリメントを売りたいがために、少しでも効果がありそうでみんなが惹きつけられそうな物質が見つかったら、それを商品化して利益にする。
それに一般の筋トレする人たちは乗せられすぎだと思います。
ちゃんと定期的に筋トレして、しっかり栄養摂取して、それを何年も続ければしっかりとした肉体は出来上がると思います。
しかし、プラセボ効果に似た効果があることは否めない
ただ、サプリメントに本当に効果があろうとなかろうと、プラセボ効果っぽい効果はあると思います。
プラセボ効果とは、効き目がある成分が何も入っていない薬を服用しても、自分が服用した薬は効き目があると患者自身が思い込むことで、病気の症状が改善してしまうという効果です。
つまり、これは効くんだと思い込んだら、本当に効いてしまうということです。
サプリメントも同じように、「BCAAを飲んだら疲れが取れる気がする!」「プロテインを飲んだら筋肉が育ってる気がする!」というような気持ちになり、筋トレ効果が向上している可能性があります。
筋トレ後のプロテインって美味しいですよね。筋肉ついてる気がしますよね。
こんな感じで、サプリメントを摂取することで気持ちがプラスになったり、気持ちに良い影響を及ぼしている側面もあります。
なので、こういう効果を含めて、サプリメントは全否定はできないです。サプリメントを飲んで気持ちが前向きになるなら、それだけで絶大な価値がありますしね。